甲状腺の腫れから発覚した病気
今年6月中旬にあった会社の健康診断。
お医者さんに問診を受けたとき、首を触られ
と言われました。
病歴は特にありませんが母が橋本病ですと答えると、一度病院で診てもらったほうがいいかもね、要観察にしておくねと言われる。
そんな腫れているか?と思い帰宅して鏡を見ながら触ってみたけど、どうもわからない。
10日くらいして健康診断書が届いたものの、「要観察」にしておくといったのに特に異常なしとなっており、なんだ気のせいかーと思っていました。
でもそれから2週間程度が過ぎ、鏡をみるとなんだか以前チェックした時より首が太くなっている…触ると、なんだかぶよぶよする。
これはもしやと思い病院へ。血液検査の結果、橋本病ということでした。
橋本病とは
甲状腺の病気で自己免疫疾患。甲状腺が炎症を起こし、進行すると甲状腺機能が低下していく。
甲状腺の腫れのほか、代謝が落ち体重が増える、体がむくむ、寒さに弱くなる、寝ても眠い等の症状があるそうです。
原因としては遺伝的要因と環境的要因があり、圧倒的に女性の患者が多い。
私の場合
半年前くらいから体がだるく、どんなに睡眠をとっても常に眠いという症状がありました。
ただ、急に始まったものではなく気づいたらこうなっていたので、年齢的なものなのか橋本病の症状なのかは不明です。
また、今までは大きく体調を崩すことはあまりなかったのに、今年に入ってから風邪がなかなか治らない、3月にインフルエンザB型、5月に胃腸炎にかかるなど、免疫力がは低下していたと思います。
発症の原因については、母が橋本病ですので体質の遺伝かな?というのと、昨年8月頃から仕事がかなり大変ですごくストレスがあったので、きっかけはこれかという感じです。
治療について
最初は血液検査をして数値をみながら服用する薬を決めていきます。
私の病気発覚時の血液検査結果 ※ ()内は基準
TSH甲状腺刺激ホルモン 19.860μLU/mL(0.5~5)
FT4…0.91ng/dL(0.9~1.7)
FT3…3.55pg/mL(2.3~4)
抗甲状腺ペルオキシダーゼ抗体…59.7IU/mL(16未満)
抗サイログロブリン抗体…897.9 IU/mL(28未満)
抗TSHレセプター抗体…034IU/L(2未満)
橋本病だと、TSHの値が高くなり、抗甲状腺ペルオキシダーゼ抗体と、抗サイログロブリン抗体が陽性になるとのことで、私の血液検査でもそのような結果が出ておりました。
これから治療のため、チラージンという甲状腺ホルモンを補う薬を飲み、毎月血液検査をして薬の量を決めていくことになりました。
先月からチラージン25を毎朝1錠飲み始めたところです。今月服薬してから初の血液検査がありますので、数値が下がっているといいなと思います。
これから長い付き合いになっていくと思いますが、気長に頑張っていこうと思います。